訪問リハビリ
経営戦略室
(理学療法士)
– 入職の経緯
入職5年ぐらいになります。
家からも近いのと、フランクな作業療法士の方が社長をされている事が切っ掛けでした。
面接で話していると、承認されている感じが良くて、働きたい、実際に働くことになっても希望を通してもらえそうだと思った記憶があります。
– 入職のしてみて
自分の通勤用バイクが壊れたときに、二つ返事で会社のバイクを使わせてくれたり、とにかく判断が早いです。
あと、訪問の仕事の空き時間は自分の自由に使って良いなど自由な働き方に驚きましたが、仕事柄、自立している人が多いのであっている働き方だと思いました。
– 現在の仕事、やりがい
歩合で、仕事を振って貰う仕組みなので、どうすれば仕事を振って貰えるか?信頼してもらえるか?考え、成長できるので、良い仕組みだと思っています。
信頼が集まった結果、お給料が増えるので分かりやすいです。
件数が多くなり過ぎたり、難しい人に入りすぎたりしていないか、聴いたり、アンケートしたりしています。
専門職で働き始めたのですが、スタッフの調整など、多面的に学べる職場で、日々成長を感じられるのが「やりがい」の一つになっています。
– どんなスタッフが多い?
自己肯定感が低い人がいないです。承認される文化があるので、みんな満たされている感じです。
代表が、すごく低姿勢な人で、何気ない時に褒めて頂いたり、フィードバックして下さることも大きいです。
実は、社訓や理念を明確にはしていないです。どこに向かうんだ?という思われるかもしれませんが、柔軟で、働きやすいです。
それに、干渉され過ぎないのも良いです。家族ぐるみの付き合いのある職場も良いのですが、固められている感じがあって、僕は今の社風が好きです。
– 代表はどんな人?
背中を見せてやってくれるが、押しつけがないので、自然と真似たくなります。
具体な指示がなく、やったあと「それじゃないだよね・・」とか言われることは無いです(笑)
時々、忘れ物をしたり、抜けているところがあって人間らしいところがあるのが良いです。代表も人なんだなって(笑)
– これからの目標
和気藹々と連携をしてやっていきたいです。
僕の考える和気藹々は「みんなが自立していて、やるべきことをやっている」「それであって助け合いフォローし合える関係性」です。
新しいスタッフが入って来てくれたら、前職の経験などを沢山教えて頂いて、取り入れていきたいです。
成長しながら、稼ごうと思ったら稼げる職場で、サポートされる職場でありながら、精神的に拘束されない。看護師など他の専門職と連携して視野を広げたい人にとってはベストな職場になっていると思います。
– 管理の人たちの役割
5人の管理者で全体を見る感じになってます。5人それぞれに得意や、感度が高いことがあるので活かしあっています。
スタッフも、自分が聴きたい事を、聴きたい人に聴けるので良い仕組みだと思います。
得意な事だけを共有するのではなくて、苦手なこと、弱みも共有してます。僕自身も出来るだけ見せたくないんですが、出ちゃうのでオープンになってます(笑)
それが出来るからこそ、不必要な競争やプライドがないです。頑張った分の評価がされているので、報酬の面でも心理的な面でも満たされていることも大きいと思います。
これからもスタッフのチャレンジと成長をサポートしていきたいと思います。
– 役割の変化
今までリハビリが管理の領域だったんですが、会社全体の人事やルールの設定などさせて頂くことになりました。
社長と外部のメンバーも含めて6人のメンバーで、その時、会社に必要なことについて話し合いながら決めていっています。
– 自身の変化
日々、変わる中で、制度を理解しながら、そこからどのように会社を展開していくかとか?大切にしていることを叶えるために売上を上げて持続可能にしていくかという所に面白さを感じ始めた自分が居ます。
自分の中で、何を持って良しと出来るのか?明確な判断基準がないことがあり、明確化できる一つが売上であったり、売上を上げるためには制度を理解して行なったことの結果が分かりやすいということが背景にあります。
今の会社の風土を守る、成長させていくためにも、一つの判断材料としていきたいと思っています。
– 想い描く理想の状態
会社の風土は好きです。自由な社風であったり、責任は伴うけど、個性を出しても良いということは、ホームページにも書いてますし、そこを守っていきたい思いは凄くあります。
社長は細かな所まで見て下さっていたのだと思うのですが、僕たちは細かいところをあまり気にせずに、みんなが本当に大事だと思うこと、ご利用者さまのためと思うことをやれるのが、ここの良さであり、僕たちの関わる全ての人たちの満足度に繋がり、循環してたと思います。
制度や世の中も変わって来ているので、森永社長が創って来て社風や風土を守っていくためにも、ベースとなる収益を出して、安定しているからこそ、みんな心配しなくて良いよという状態でありたいと思っています。
会社への貢献と評価が自然と一致していく仕組みを創っていく、そのために、働く人たちが現場で細かな判断をするために制度理解が必要であれば進めたいですし、こちらで出来ることであれば、自分の専門性を発揮するために専念してもらう設計を考えていたりします。
判断基準や価値観など抽象的なことを具体化していくことが風土づくりにもなると思っています。
2024年3月 インタビュー