訪問看護
看護師
– 入職の経緯
元々、外科メインの病棟で3年働いていました。リーダーをやり始めた時に退院カンファレンスに関わる機会が増えて、ご利用者さまの退院後のことが気になるようになりました。
病棟時代の先輩が東淀川のサテライトで働いて、自分も引越しのタイミングで転職しようと考えていたので、働かせて頂くことになりました。
当時は、看護師も、ご利用者さまもすごく少なく、 1 からではないですが、ご利用者さまの思いを聴いて、自分たちで出来ることをやっていくみたいな形で、何が本当に正解なのか?をよく話し合いながらやっていました。
– 看護師人生で・・
看護学生時代も、看護師になった時も、訪問看護で働くとは全く思っていませんでした。
働く中で、ストマとか人工肛門も立ち上げて、「退院後、自分でこう交換できるのかな?」「自分が最後まで診ることが出来たら良いのにな」と思うようになり、実際に診させて頂くようになり、色々なことを知ったり、分かるようになりました。
– 背景には・・
本当に、ご利用者さまにとって良いのかな?ご家族さまがいいと思って頂けてるのか?という不安があったのだと思います。
病院は、早く退院してもらって地域にというところがあり、焦って焦って色々する、流れでやってたところにも不安がありました。
不安は、今もありますが、お話したり、ゆっくり寄り添える時間があるので、とても良いです。
– 訪問看護で働くようになって
ライブハウスやフェスに行ったりするのが趣味だったんですが、病院時代は拘束時間も長くて、充実したプライベートの時間を持ててなかったのですが、今は、メリハリを付けて、仕事は仕事。プライベートはプライベートで過ごせてるので充実してます。
– 働いていて
病棟では、ゆっくり話す時間、思いを聴ける時間がなかったんですが、毎週訪問させて頂いて、関係性を築けるところは凄く良いなと思っています。
びっくりしたのは、近くに先生がいない、必要なモノがない中で考えて処置をするなど判断をしないといけないってところには、1年半経っても難しさを感じます。
管理者や、一緒に働く看護師から答えだけじゃなく、色々なヒントを貰えるところが凄く良くて、これが訪問看護なんだなと感じるところでもあります。
– 学び、成長
管理者が、ご利用者さま想いですし、スタッフ想いなのが凄く分かるんです。ご利用者さまのことも、一人ひとり把握するのも大変やと思うんですが、相談すると、色々アドバイスを下さります。
また、先生やケアマネジャーへの相談なども、私たちに任せて下さるので、すごい良い経験を積ませて頂いています。
ちゃんと間違ってる時は言ってくださるし、こうした方が良いんじゃないかと言って下さるので、尚更、安心感があります。
絶対にやったことを否定しないし、看護師の経験、訪問看護の経験が少ないことを受容した言い方をして下さいます。
次からこうしようみたいな気持ちになります。悔しいですけどね。
– これからについて
ずっと働いていたいです。特技がないんです。唯一、少し、 1mmぐらいの自信を持てるのが仕事なので働き続けていきたいです。