モニタリング訪問
看護師
– 入職のきっかけ
私は社会人経験してから、看護師になりました。5年ほど病棟勤務して、 2人子どもの出産があり、2年ぐらいブランクあっての今になります。
とにかく緑地公園訪問看護ステーションが良かったのが、シフトが完全自由なんです。
入職してからびっくりしたのが、休む理由を別に言わなくて良くて、出れる時に出て、週3日勤務というパート契約を満たしていれば大丈夫なんです。
例えば、子どもの行事だから休みたいとか、家の都合でとかが必要ないのは、子育て中の私としては、すごく気楽でありがたいです。
– 働いてみて
「子どもが小学生になったからって、無理に増やさなくていいよ」「本当に増やしたいと思った時に相談して、自分の本当に働きやすいペースで良い」とも言って頂いて、その時、自分に余裕あるのか?その時になってみないと分からないことですし、子どもだけでなく、親のことなど色々あると思うので、本当にこんな職場ってあるんだなと思いました。
外で休憩したり、訪問先から直帰したりも認められていて、看護師として働かせて頂いているんですが、半分フリーランスのような感じで、でも、しっかりサポートして貰えるので仕事に集中できる。病棟とも、訪問とも違う働き方があることを知りませんでした。
絶対、普通のお勤め仕事してるよりは良いと思います。今日ちょっと余裕ないっていう日は直帰させてもらったりしてるので。ちょっと早く帰って、保育園の迎えまでにこれしたいとか、今日ちょっと子どもの調子良くなさそうだったから、今日はちょっと早めに迎えに行ってあげたいとかも特に理由を言わなくても良いのが本当に嬉しいです。
ただ、好き放題して良いという訳では決してなくて、自分がこの中のこの仕事だったらできますという所に仕事を与えてもらえるみたいな感じになっています。
– 仕事内容
リハビリのご利用者さまのご自宅に、1ヶ月に1回や 3ヶ月に1回 訪問させて頂いて、ちょっと体調をお伺いしたりするモニタリングを専門でやらせて頂いています。
勿論、何でも合う合わないがあると思うんですが、私はお話するのが好きで、結構初対面の方と打ち解けたりとかするのが好きなので、1回30分なんですが、どれだけ関係をつくることが出来るか?楽しみでやりがいになっています。
同じように子育て中のママさん看護師が多く、子どものことで休まないといけないこともあって担当制の仕事ではないんですが、「次、また来てほしい」って言ってもらえたりとか、 言って頂くことを目標とはしてないですけど、ちょっとやりがいを感じながら働かせて頂いています。
なんかブランクがあって戻る看護師ママさんには良いクッションだと思います。病棟や訪問看護に復帰したら、色々な疾患の方に診させて頂くために、家に帰って復習や勉強できる時間があるかと言われると、 正直余裕がないので、仕事中に終わらせられるのが理想です。
モニタリングの仕事も勉強が必要で、日々、調べ事をします。久しぶりの疾患や、前の病棟で診たことのない病気は調べたり、教えて貰ったりしてから伺ったりするんですが、処置がないので、知識として少しずつ蓄えていけるので、急に知識も入れないと、処置も手順を思い出さないとだったら、多分パニックになったり、ついていけなくてしんどいってなってたと思います。
ワンクッション置く、リハビリ期間みたいな感じで、私は良いと思います。
– 役割
セラピストさんは体のことやADLが専門。看護師は疾患の専門。私の役割は、セラピストさんに看護師の目線で、服薬のことや既往歴のことなどで必要な情報をお渡しする。それぞれ視点が違うので、色んな視点でご利用者さまを診ていっている感じです。
訪問看護モニタリング
訪問看護モニタリングは、利用者の安全と健康を守るために不可欠なものです。モニタリングを通して、利用者の状態変化を早期に発見し、適切な対応をすることで、入院や施設入所を防ぐことができます。また、利用者や家族の満足度向上にもつながります。
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バイタルサイン(体温、脈拍、血圧、呼吸数)
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全身状態(皮膚、粘膜、浮腫など)
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排泄・食事の状態
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ADL(日常生活動作)
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QOL(生活の質)
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服薬状況
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精神・心理状態
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家族の介護状況