
モニタリング訪問
看護師

– アロマを通して
2人目の妊娠で切迫となり、約2か月半、ベッド上安静にしていた頃、自分や家族、看護のことなどについて振り返る、自分と対話する時間を多く持ちことが出来ました。
「自分で自分を締め付けない」「体の力を抜く」生き方は、心身の健康につながる。身体だけでなく心、価値観など自分の無意識の領域も含めて整え、自分が満たされることが、利用者さんと向き合う上でも大切だと思っています。
アロマは“自分との対話”に役立っています。嗅覚は大脳辺縁系(扁桃体など)にダイレクトに伝わるので、香りで記憶や感情が呼び起こされる。過去の情景が蘇ったり、未来の自分のイメージが自然と立ち上がってきたりし、不安が軽くなることがあります。
「自分の内側の声」に触れる感覚を大切にして、自己信頼を育む手段として、私はアロマを用いています。
– 生活の処方箋を描く
「医師の治療を支える人」という看護師像が強いですが、本来の看護は生活を整えること。ナイチンゲールは、「人生の処方箋を描く」存在と看護師を表していました。
私がやりたいのは、“本来の看護”でコミュニティナースの概念とも本質は重なると感じています。
私は、利用者さんだけでなく、ケアする人など、「ひと」に対して、医療・アロマ・自然など色々な視点のアプローチからケアを提供していきたいと思い、緑地公園訪問看護ステーションで「モニタリングの看護師」として働きながら、アロマや自然と触れる機会の提供をパラレルキャリアで行なっています。
訪問看護モニタリング
訪問看護モニタリングは、利用者の安全と健康を守るために不可欠なものです。モニタリングを通して、利用者の状態変化を早期に発見し、適切な対応をすることで、入院や施設入所を防ぐことができます。また、利用者や家族の満足度向上にもつながります。
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バイタルサイン(体温、脈拍、血圧、呼吸数)
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全身状態(皮膚、粘膜、浮腫など)
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排泄・食事の状態
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ADL(日常生活動作)
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QOL(生活の質)
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服薬状況
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精神・心理状態
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家族の介護状況








