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​訪問看護

​看護師

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– 転職

総合病院に約8年勤めていました。今回が初めての転職でした。

前職は通勤に1時間半かかっていたので、子どもが小学校に入学するタイミングで、転職を考えました。

今は自転車で15分、始業も9時からなので朝ゆっくりすることが出来ています。

– 訪問看護への興味

前の病院は三次救急で働いているときに、慢性期・療養、訪問看護に興味がありました。訪問看護の求人が多かったのですが、あまり仕事のイメージは持てていませんでした。

緑地公園訪問看護ステーションから内定をいただき、働かせていただくことになりました。

 – 入職前イメージと実際

「全部一人で判断・対応するのでは」と不安でした。

実際は2~3か月は必ず同行していただけ、訪問の進め方や連携の取り方を丁寧に教わりました。プリセプターがとても良い方で、迷ったときに声をかけて話を聞いてくださり、周りのスタッフも気さくに教えてくれたのが大きかったです。

– 病院との違い

病院では医師指示の下で動くのが前提ですが、訪問看護では本人・家族の「どうしたいか」を重視することができます。

訪問では、早期変化に気づき、受診を促すなどの対応も求められます。そこが大変でした。病院は医師やスタッフがすぐそばにいます。緑地公園訪問看護ステーションは、物理的な距離はありますが、いつもでも相談できるなどスタッフ間の距離がなく、経験を重ね、報告時の助言から対応の幅を広げることができました。

 

– やりがい

入院を望まず「家で最後まで」など願う利用者さん・ご家族の希望に携われるのは訪問看護の魅力です。

薬や点滴も「しない」という選択肢があり、自然なかたちの最期を支える。ご家族から「ありがとうございました」と言っていただける瞬間は、病院では得難い経験だと感じます。

看護師間のカンファレンスを週1回実施。担当利用者の困りごとを気軽に出せ、重い準備は不要。親身に意見をもらえる雰囲気です。

日常でも、訪問から戻ると自然な会話がそのまま情報共有になります。ケアマネ・医師とも自発的に連絡を取り合い、関係性ができるほど、欲しい情報以上のものが得られ、こちらもフィードバックできます。人と関わることの大切さ、面白さを感じています。

– 看護感

生活習慣の積み重ねで病状が生じることも多く、病院では「〇〇して」「△△は控えて」と指導が中心になりがちでした。

私は指導的な関わりは得意ではなく、意向を尊重する関わりを大切にしたいと思っています。

訪問看護は、医師指示を踏まえつつも選択の幅が広く、他のアプローチを利用者さんと一緒に考える余地があります。その“答えのない”試行錯誤が面白いです。

– 今後について

褥瘡ケアのスキルアップしたいです。「褥瘡だけ残って退院」される方がいらっしゃいます。薬剤の選択肢を知るほど対応が広がり、喜んでいただけることが多いです。

病院と違い在宅は物品が限られるので、マットレス選定や環境調整、体位変換の工夫(福祉用具がなければ毛布を当てる、など)で補います。制約があるからこその工夫が楽しいです。

看護師になる前から人と接するのが好きでした。看護は医療的ケアに「人との関わり」が加わり、好きなことを活かせていると感じます。

仕事と私生活のバランスが良く、充実しています。訪問看護は本当に楽しいです。

 

緑地公園訪問看護ステーション

Tel:06-6152-7902/Fax:06-6152-7903

〒561-0872 大阪府豊中市寺内2-11-27 グレースフルハイツ2号館 101号

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