
訪問看護
看護師

– 今までの経歴
総合病院で勤務していました(育休期間を含め11年)。配属は救急センターや外科などで働かせていただいていました。
病院で、癌や老衰の看取りに関わる中、コロナ禍で家族面会が難しいこと、患者さんの生活や家族背景が見えにくいことに課題を感じていました。
「その人の生き方」が見えるお家なら、「その人らしく」を引き出せるのでは、訪問看護に興味が湧きました。
– 訪問のイメージ
最初はよく分かりませんでした。入職前の面接で、社長から「お家のマナー」「天候も含め体力仕事」など具体的に聞き、イメージが湧きました。実際に入ってみて分かることも多かったです。
–看護観
訪問看護に来て、もともと自分の中で大切にしていた「その人らしく」を、より強く意識するようになりました。また、家族を支えることも重要で、ご自宅でのターミナルは、病院と全く違います。
入職2か月で初めて在宅の看取りに関わりました。病院では関わる時間が限られますが、在宅では家族と一緒にケアし、表情やしんどさを“いつも側で見ている方”の言葉から評価できます。
「我慢させない」「ありのまま」で過ごせる環境だと感じました。治療と意思尊重のバランスは難しい面もありますが、利用者さんに寄り添いやすさがあります(嗜好品や飲食も、望めば“楽しむ程度”で叶えられるなど)。
– 育児との両立
両立が転職理由の第一でした。今はパートで平日勤務、時間は9:00〜17:30です。
職場が近く通勤が楽で、夜は子どもと過ごせます。休みは子の習いごとに合わせられます。病棟時代は夜勤をしない選択肢がなく、働きやすいです。
下の子がまだ小さいのですが、小学生くらいになったら正社員にも挑戦したいと思っています。今は、在宅の経験値を積む段階。緑地公園訪問看護ステーションでキャリアを伸ばしていきたいです。
– 学び
緑地公園訪問看護ステーションは、パート/正社員の区別を感じさせない関わりをしてくださいます。挑戦も配慮も得られ、ありがたい環境です。
サテライト茨木のリーダー(私のプリセプター)の、利用者・家族・スタッフに心を配る姿勢、広い視野、的確な助言から多くを学ばせていただいています。看護師として、背中を追いたい気持ちがあります。
勉強は疾患知識だけでは足りず、看護観・コミュニケーションは人から吸収する部分が大きいです。同行は“学びの場”だと思って臨んでいます。報告のタイミングも、相手(利用者・家族・関係者)にとって最適かを重視しています。
– これから入る人へのメッセージ
訪問看護が初めての方には、学びがとても多い職場です。利用者さんとの関わりに加え、ケアマネさんや主治医との関係の築き方も一から教えていただけます。
足りないところは声をかけてくださり、こちらからも質問しやすいので困りごとは少ない。私自身、今とても楽しく働けています。未経験の方にも、在宅の楽しさを実感してもらえると思います。








