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看護師5年目入職半年でのグリーフケア

  • 執筆者の写真: 訪問看護ステーション 緑地公園
    訪問看護ステーション 緑地公園
  • 9月8日
  • 読了時間: 2分

更新日:9月13日

看護師になって5年目。

病棟で勤務していた頃は弔問などは無く、担当させていただいていた患者様をお看取りし、その後ご家族様は元気にしているかな、看護師としてご本人様やご家族様のためにできていたかな、など色々な気持ちがありました。


今年4月から、学生の頃からの夢であった訪問看護師として働くことができ、初めてお亡くなりになる直前まで看護をさせていただきました。

自宅で最期を迎えさせてあげたい。というご家族様の思いもあり、ご家族様の希望に沿って在宅でできる限りのことを受け持ちスタッフを中心に医療従事者間で話し合いを重ねていました。


その先輩看護師の姿を見て、在宅医療の素晴らしさを改めて感じることができ、訪問看護師になれて良かったと思った瞬間でした。


入職したばかりの私にとって、なにができるのか、ご本人様とご家族様の思いに寄り添うことはできているのか介入の度に不安でした。


私は看護師人生で、旅立たれたその後のご家族様とお会いできる機会はないと思っていましたが、今回初めて弔問に行かせていただくことができました。


ご家族様とお話ができ、長年1番近くで過ごしてきた旦那様から、介入時にはお聞きしたことのなかったご本人様との思い出話や、ご家族様の思いをお話ししてくださいました。

ご家族様が「みなさんが居なかったらこうやって自宅で看ることはできなかったと思います。本当にありがとうございました。」と言ってくださり、訪問看護師として未熟ながらも関わることができ良かったなと思いました。


グリーフケアは、ご遺族のためのものであると思っていましたが、私たち医療従事者の心の支えになる時間でもあるのだなと感じます。

看護師として、家族のあたたかみを感じ、私が大切にしたいと思う看護の在り方について改めて見つめ直すことができた時間でした。


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緑地公園訪問看護ステーション

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